こちらのページでは、クルマのビデオマガジンとしては日本一有名な
ベストモータリング(通称ベスモ)について紹介します。購入時の参考になれば幸いです。
特にバックナンバーは、中古車購入時の参考になると思います。
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タイトル |
出走車 |
個人的 |
概要説明 |
詳細 |
ロードスター・ターボ・プロト, S2000、 ロータス・スポーツ111サーキット、M3 CSL、 SL55 AMG、 RX-8 type S、 ロードスター・クーペ、 スマート・ロードスター、 トヨタテクノクラフト・コンフォートGT-Z スーパーチャージャー、 プジョー206RC、 フォーカスST170、 ルーテシア・ルノー スポール2.0、 ミニ・クーパーS、 インテグラR、 プリウス、 プリウス・サーキット仕様、 シビック・ハイブリッド・N1仕様 |
★★★ | 2003年にデビューした走りのクルマを集め、ワインディングとサーキットで一気にチェック!筑波BATTLEには500馬力を誇るSL55
AMGと360馬力のM3 CSLが初参戦。対する国産車はマイナーチェンジしたS2000とロードスター・ターボ・プロトが登場!! ●オススメ |
詳細 解説 |
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トヨタTF103、 トヨタIRL(パノスGフォース)、 インプレッサWRC2003、GT300仕様クスコスバル、 ADVANインプレッサ、 S耐仕様ジアラランサーエボVIII、 S耐仕様MAZIORA Kosei ALTEZZA、 S耐仕様FORTUNE ADVAN RX8、 インプレッサWRX STi specC、 ランサー・エボリューションVIII RS |
F1からWRCまでコンペティションマシンの魅力が満載! C・ダ・マッタにはCARTを共に闘った服部尚貴がインタビュー。TF103でベストモータリングのために鈴鹿をスペシャルアタック!! '03WRCドライバーズタイトルを獲得したP・ソルベルグが、インプレッサWRC2003で群馬サイクルスポーツセンターを攻める! |
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ベストモータリング |
ランボルギーニ・ガヤルド、 ランボルギーニ・ムルシエラゴ、 フェラーリ360モデナ、 ポルシェ911ターボ、 R34GT-R V specII、 NSX-R、 NSX-S |
★★★★★ | ランボルギーニが放つ新たな猛牛・ガヤルドがいよいよ日本上陸。アルミシャーシに500馬力V10を搭載するミドシップ4WDという、国産車では“夢のまた夢”のスペックを備えるスーパーカーの実力は!? ライバルにフェラーリ、ポルシェ、NSX-Rそして兄貴分ムルシエラゴを迎えワインディングからテストコース、筑波バトルまで日本初の全開テスト&バトルを敢行! ●オススメ ・スーパーカーファンは見逃せない!ベビーランボ デビュー! |
詳細 解説 |
ベストモータリング 4月号 REAL SPORTS最速車決定戦! |
ランボルギーニ・ガヤルド、 ランボルギーニ・ムルシエラゴ、 フェラーリ360モデナ、 ポルシェ911ターボ、 BMW M3CSL、 NSX typeR |
★★★★★ | もてぎ東コースに2頭の猛牛が吠えた。宿敵フェラーリに対し、ランボルギーニからガヤルドに加え、ムルシエラゴもハイスピードバトルに参戦!車両総額1億円オーバーの2540馬力バトル!!
BMバトル史に残る名勝負、果たして勝ったのは!? ●オススメ ・ランエボVIIIの登場を待ち焦がれている人 ・クルマ好き全般!特にスーパーカーファン。 |
詳細 解説 |
ランエボVIII MR GSR、 ランエボVIII MR RS、 ランエボVIII GSR、 インプレッサWRX STi spec C、 インプレッサWRX STi Vリミテッド、 NSX typeR ロードスター・ターボ、 ロードスター・クーペ 、 ロードスター1.8RS、 ロードスターNR-A、 ロータス・エリーゼ、 インテグラtypeR |
最大トルクは驚異の40.8kg/m。2リッター世界最強の称号を取り戻したランエボVIII
MRを検証。新採用のビルシュタインと、ルーフをアルミにし軽量化した効果は? そして宿命のライバル、インプレッサSTiと国産ピュアスポーツNSX-Rを迎え、250km/h超の最高速&ゼロヨン12秒台の加速テストから運動性能テスト、さらに久々の国産最速バトルまで見応え充分のフルテスト!! |
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ベストモータリング 6月号 男ならEVOに乗れ! |
NISMOフェアレディZ S-tune GT/ X-8 MAZDASPEED Version/ インテグラ TYPE R/ ランサーエボリューションVIII MR GSR/ LOTUS ELISE 111R/ BMW M3 CSL/ RENAULT LUTECIA RENAULTsport V6 |
★★★★ | GTレースのホモロゲモデル、フェアレディZタイプEをベースに、NISMOが走りを研ぎ澄ましたS-tune
GT。国産エボモデルに対するのは、F1直系のM3 CSL、ルーテシア ルノースポールV6や190馬力を得た最新のエリーゼ111R。見た目も走りも研ぎ澄まされた、日欧エボマシンが筑波で激突!! ●オススメ ・エリーゼ111R、ルノースポールV6の雄姿を堪能したい方 ・フェアレディの為なら600万円も惜しくないファン ・ミニバンでも走りがきになる方。 |
詳細 解説 |
ベストモータリング 7月号 世界スーパースポーツ頂上決戦!! |
フェラーリChallenge
Stradale/ フェラーリ360モデナF1/ ランボルギーニガヤルド/ ポルシェGT3クラブスポーツ/ BMW M3 CSL/NSX type R アルテッツァRS200(6MT)/ アコードEuro-R(6MT) RX-8 type S(6MT)/ レガシィB4 GT spec.B(5MT) スカイライン350GT(6MT)/ アルファ156TI 2.5 V6(6MT) |
★★★ | ついにベスモも次号で創刊200号!そこで読者に大人気のスーパーカーをお届け! 究極のフェラーリV8 NAといわれる超軽量のチャレンジストラダーレとノーマル360モデナが登場。ライバルのガヤルドはセミオートマのe-ギヤで追撃! ●オススメ ・スーパーカーファンは揃えておいても損はないが、バトルがないので来月号だけでも可。 ・結構多いと思われる、走りのセダン派の方々。 |
詳細 解説 |
ベストモータリング 8月号 世界スーパースポーツ頂上決戦!! |
フェラーリChallenge
Stradale/ フェラーリ360モデナF1 ランボルギーニガヤルド ポルシェGT3クラブスポーツ/ BMW M3 CSL NSX type R インプレッサWRX STi spec C(プロトタイプ) PORSCHE カレラGT |
★★★★ | 7月号で、驚愕のスペックを見せつけたチャレンジストラダーレだったが、マシンの総合性能が問われるサーキットではどうなのか? ライバルの巻き返しはあるのか?世界スーパースポーツの頂上決戦の火蓋が今、斬って落とされる!! スポーツカーを造り続けてきたポルシェの歴史と時術の結晶、カレラGT。21世紀のスーパーカーとして、新たに命を受けたそのポテンシャルは? ●オススメ ・スーパーカーファン必見!なんと言ってもカレラGTが走る姿はこのDVDしか見れない!! |
詳細 解説 |
ベストモータリング 9月号 最速が、最強か!? |
インプレッサWRX STi Spec C、 旧型インプレッサWRX STi Spec C、 インプレッサWRX STi、 ランサーエボリューションVIII MR GSR、 ランサーエボリューションVIII MR RS、 NSX type R |
クラス最大のトルク42キロを得たNEWインプレッサ。だが最大の売りは、走り重視の大幅進化。ハブ剛性のアップやタワーバー、リヤのアルミ製アームやタイヤ&ホイールのサイズアップ等々クロウト受けするメニューばかり! 走りの質感向上を追究したスバルの狙いは速さに現れるのか、それとも速さ以上に得難い何かを手に入れたのか…!? |
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ベストモータリング 10月号 耐久デスマッチ |
ランサーエボリューションVIII MR RS インプレッサWRX STi Spec C NSX-R BMW M3 CSL [UNDER280PS Class] RX-8 Type S S2000 インテグラTypeR |
一般の走行会を想定し、連続20分×2ヒートという超過酷な条件下でノーマルカーを走らせ各車のポテンシャルの限界と弱点を見るのが耐久バトル企画。 そこで今回はBMW M3CSLを含む最速マシンに加え、軽量スポーツもエントリー。究極のサバイバルバトルを生き抜いたマシンは!? |
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ベストモータリング 11月号 憧れの絶版スポーツ |
初代NSX type R ポルシェ911RS(タイプ964) ポルシェ911カレラ2(タイプ964) スタディBMW M3(E36) フェラーリ348チャレンジ ユーノス ロードスター(NA8改2.0リッター) アミューズZ33 |
★★★★★ | 今ある新車のスポーツカーの魅力がイマイチ! しかし絶版車の中には、かつてベスモにも登場した魅力的なスポーツカーが盛りだくさん。では、そんなクルマがいくらで買えるのか?性能劣化は?そしてサーキットでも楽しめるのか?新車では買えなかった憧れの絶版スポーツを徹底チェック! ●オススメ ・中古で300万円〜500万円でスポーツカーを狙っている方、必見!! |
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ベストモータリング 12月号 HONDA TYPERコンセプトに喝!! |
新型インテグラTYPE R 旧型インテグラTYPE R 旧DC2型インテグラTYPE R 98SPEC 新型インテグラTYPE S シビックTYPE R インプレッサWRX RX-8 type S ロードスターターボ アルテッツァRS200Zエディション MR-S Sエディション |
インテグラTYPE
Rといえば、かつては走り屋の代表格だったが、DC2からDC5になって人気にかげりが…。そのDC5をついにマイチェン。かつてのようなカミソリのようなFFハンドリングマシンになったのか。新旧バトルから、同価格帯ライバル車を交えて本気BATTLEから見えてきた『新型TYPE
R像』に迫る。 |
ネタバレ注意!詳細レビュー
ベストモータリング2004年1月号 最新最速 走りのクルマ選び
いやー、ひさしぶりのベスモのコメントです。昨年の5月号以来、ちょっとベスモに愛想をつかしていたのですが、最近またちょっと面白くなってきましたね。昔の活気が戻りつつあるといったかんじです。そうはいっても毎号買うまでの魅力が戻ってきてないので、適宜 中古で入手したものについてコメントしていきたいと思います。
さて、今回は恒例の”走りのクルマ選び”。相変らず世の中はミニバンブームですが、オデッセイ等、多少走りが戻ってきた兆しもあります。そんな中、現実路線ということで300万円以下のFWDという企画は、なかなか消費者の嗜好にマッチしているのではないでしょうか。
●300万円以下ライトウェイトFWDのポテンシャル
ここではなんといってもミニクーパーSとプジョーRCが光ります。私も先日ミニクーパーを試乗してきましたが、BMWならではのボディ剛性とゴーカートのようなハンドリングで、走りの楽しさはピカイチ!クーパーでも充分な速さだったので、Sならまさにベビーギャング(死語)でしょう。ルックスもかわいいので、奥さんを説得しやすいのも吉。プジョーRCも走りが個性的で楽しいとのことでした。インテは確かにエキサイティングで速いけれど飽きるかもとのコメント。”国産には、もっと所有する楽しさを感じさせてくれるクルマ作りを!”とのコメントに全てが込められてるといえます。
●最新RWD異種格闘技バトル
ワインディングと筑波バトルです。ここでのベストは、何と言ってもBMW M3CSL。ノーマルでも評価の高いM3をさらに100kg以上軽量化した訳ですから、これが楽しくないわけない!庶民とは縁がなさそうですが、魅力的な1台です。ワインディングで光る1台がスマート・ロードスター。スペックから想像される通り、外車版カプチーノといったかんじ。ちょっと高いのがネックです。バトルでの注目はS2000とロータス・エリーゼ。序盤はSタイヤの温まらないエリーゼが遅れを取りますが、後半がガンガン追い詰める!最終コーナー、わずかとどかずS2000が逃げ切りますが、中々の名勝負でした。でも、エンジンサウンドはS2000のほうが魅力的ですね!SL55AMGは、ATながら爆裂パワーで直線番長ぶりを発揮。サーキットは似合いませんが、高速道路では怖いものなしでしょうね。。。
ちょっと気になるのが、おまけのモーターショウのコーナー。ガンさん、ポルシェGTのコックピットでご満悦の様子。ホントに買っちゃったんでしょうかね???ぜひネコパブ社長所有のエンツォとバトルして欲しいです!
ベストモータリング2004年3月 猛牛ガヤルド 跳ね馬を越えた500馬力の超性能!
スーパースポーツの頂点、世界のトップブランドとして君臨するフェラーリ。かつてスーパーカーブームでは好敵手、いやそれ以上として別格の扱いを受けていたランボルギーニも、度重なる資本の移動により、ブランドイメージは地に落ち、90年代では成り上がりご用達、曲がらない止まらない壊れるとキワモノ扱いをされてきました。しかし2000年に入り、アウディ参加に入ってからは、VWグループ内のスーパースポーツブランドしてのポジションを確立。(賛否はあるにせよ)アウディの技術供与の元、フェラーリの牙城を崩すべく、現代的な信頼性の高いスーパーカー、ムルシエラゴを世に送り出しました。
そしてついに!フェラーリの主流モデルであるモデナに対し、ベイビーランボ、ガヤルドがデビュー!!今回のベスモはそのガヤルド特集です。いや、面白そうな内容なので、久しぶりに新品でベスモを購入してしまいました。
久々のHOTなネタに、なんと豊橋の陸運局までガヤルド上陸第一号を受け取りに行く気合の入りよう!いや、これくらい熱くないとベスモじゃないですよね!まずは早速市街地チェック。低速トルクもあり、又ムルシエラゴよりも後方視界も良好とのことで、なかなか運転しやすそう。そのままワインディングでは、兄貴分のムルシエラゴと比較テスト。予想通りですが、パワーのムルシと、バランスのガヤルドといったところ。ただ、4WDのせいか、意外にタイトコーナーではアンダー気味とのコメント。まあ、かなり高いレベルの話だと思いますけど。。。サウンドはフェラーリの乾いたエクゾーストとはひとあじ違った、ややメカニカルな迫力のあるサウンドがランボルギーニの血脈を証明しています。
さぁ、待ちに待ってた筑波バトル!最大のライバル、モデナとの勝負の行方は?はたまた筑波マイスター NSXが制すのか?
1位 ランボルギーニ ガヤルド
やりましたガヤルドがデビューウィン!今までのディアブロの時は完全にハデさ狙いの噛ませ犬だったランボが、スポーツカーに生まれ変わった瞬間です。途中、NSX-Rにヘアピン等 かなりプッシュされる場面もありましたが、パワーの差を活かしてストレートで逃げ切り。しかも、モデナには大差をつけての勝利。ランボルギーニファンにはたまらない結果でしょうね。
2位 NSX-R
筑波では敵なしのNSX-Rも、オーバー500馬力には届きませんでした。
3位 フェラーリ 360モデナ
なんと、跳ね馬が猛牛に負けた!!??でも1分5秒台で走ってますし、GT-Rをストレートで軽々パスする様子からすると、モデナが遅い訳ではなさそうです。むーん、モデナもいよいよ世代交代か?
4位 GT-R
えー、特にコメントないのですが。。。
5位 ポルシェターボ(Tip)
4月号と同じく、ATなので参加している意味がいまひとつ分かりません。
6位 NSXtypeS
国産最速レベルを誇るNSXも、typeR以外はこんなものでしょう。まあ、相手が世界の激速軍団ですから。
ということで、今月号は買う価値ありますよ!流石に対モデナとして後からデビューしただけあって、5L V10エンジン、馬力、ディメンション等々、モデナを少しづつ凌駕するように造ってありますね。まあ、そうはいってもフェラーリのブランド力は揺るがないでしょうが、ランボルギーニvsフェラーリというのはスーパーカー好きにはたまらないニュースですね。次号とあわせ、必見です!
ベストモータリング2004年4月REAL SPORTS最速車決定戦!
さてさて、先月号のガヤルド衝撃のデビューから続いて第2弾、今度はよりコースの広い もてぎで最速決定戦です!やはりこういったスーパーカーバトルがベスモの真骨頂ですね。国産スポーツカーがどんどん下火になる中、ランボルギーニからの新星デビューはベスモにも活気をもたらしたようです。残念ながらF50等、世界最速クラスの参加はありませんが、まあそれは次回のお楽しみとしましょう。さて、気になる順位と各車の順位はというと。。。
1位 ランボルギーニ ムルシエラゴ
結果は意外や意外、ムルシエラゴがトップでゴール!!!ランボルギーニがトップなんで、ベスモ始まって以来じゃないでしょうか。2000年の最速バトルでは、流石にF50の前に580馬力も霞んでしまいましたが、今回もてぎでやっとそのポテンシャルの高さを証明できた、というところでしょうか。ガヤルドに対しても兄貴分の維持を見せました。
2位 ランボルギーニ ガヤルド
な、なんと、ランボルギーニが1,2フィニッシュ!?恐るべし、オーバー500馬力。この2台はストレート加速が他車より1枚上手。しかもガヤルドはコーナリングスピードも速いので、見事に2位をGET。すごい時代になったものです。
3位 NSX-R
頑張りました、ガンさんが。ブレーキング、S字等、ダントツの速さを見せます。その切れ味は、まさしくジャパニーズ サムライ。いかんせん、倍近い馬力の差は克服できません。しかも、最終ラップの最終コーナー手前でオーバーヒートと、黒船にあえなく撃沈。。。大健闘でしたが、次期NSXは絶対3.5L V8以上じゃないとつらいと思います。速さ的にも、ステータス的にも。
4位 ポルシェ 911ターボ(Tip)
ATですから、しょうがありません(何故、MTじゃないのか。。)。平和そうなドライバーのコメントからも、ポルシェの安定感、快適性が伝わってきます。
5位 BMW M3CSL
ライバルより劣る馬力ながら、こちらも大井さんが頑張ってくれました。相手がATとはいえ、あんなナリ(セダン)してポルシェターボにくらいついていくなんて、ちょっと痺れます。
6位 フェラーリ 360モデナ
今回、非常に残念な結果になりました。うーん、一時はポルシェターボと覇権を争っていたのですが、どうしたのでしょうか?個体の差か、デビュードライバーの田中さんが遠慮したのか、はたまた他のクルマが進化したのか。。
総合的には、前回に引き続き、非常に満足できる内容でした。次回はぜひ、エンツォ、ポルシェGTあたりで本当の世界最速をやって欲しい!
ベストモータリング2004年6月 男ならEVOに乗れ!
さて、4月号に比べると地味な感じは否めませんが、なかなか今回も興味深い特集です。もっとも、タイトルほどはEvolutionモデルが出てくる訳ではなく、そこはホットバージョンとの棲み分けが難しいところですが、エリーゼ111Rやルノースポール等々、クルマ好きの心をくすぐる選択が良いです。では、バトルの順位ごとに各車をコメントします。
1位 M3CSL
以前から定評のあるM3CSLがトップ。SMGでこの結果というところが、さすが走りのBMWのEVOマシンといったところでしょうか。しかし、ルーフまでカーボンとは・・・びっくりです。
2位 ランエボVIIMR
流石、存在&車名そのものがエボなだけあって、バトルではそのポテンシャルの高さを見せつけます。三菱自体がこんなことにならなければ、もっと評価してもいいのですが。。
3位 フェアレディZNISMOチューン
今回の特集のメイン車種、ベース車の2倍のプライスという気合の入ったマシンです。個人的に非常に気に入ったのが、エクゾーストノート!結構、高音質のソソるサウンド!ノーマルがGT系のややダルイ印象だっただけに、このサウンドはかなり買いだと思います。ただし、650万円という価格はあまりにも高い。。。
4位 エリーゼ111R
トヨタエンジンを手に入れた最強のエリーゼ、111R。個人的にはセリカに試乗したときからこのエンジンは結構気に入っていて、”これがMR-Sに乗ればなぁ”と常々思っていたのですが、まさかエリーゼに乗るとは思いませんでした。低速部分は実用っぽいらしいですが、ハイカムに入ってからはかなりレーシーな吹けあがりとサウンド!ABSもついて、かなりエリーゼの魅力アップといったところではないでしょうか。試乗してみたいですね。
5位 ルノールーテシアスポールV6
超フツーのコンパクトカー ルノールーテシアのエンジンを無理矢理リアシートに搭載した、成り立ちとしては今回のクルマの中で頭抜けてエボな一台。見た目も大きく張り出したオーバーフェンダーがド迫力で結構好きな1台なのですが、ワインディングではアンダーが強そう。まぁ、所有欲を満たすための1台でしょうか。
6位 インテR
サーキットの申し子、インテRも今回のエボ軍団相手では分が悪かったようです。でも費用対効果という点では、まだまだ捨てたもんじゃありません。ちょっとバタ臭いエクステリアが災いして販売の延びも今ひとつのようですが、がんばって欲しいものです。
7位 RX-8
つらいですね。。。縮小するスポーツカー市場の期待の星で、乗っても楽しいだけに、ライバルに比べてこのビハインドは寂しいものがあります。NAロータリーという構造上、絶対的なトルク不足はいかんともしがたいですが、安易にターボ化等せず、このままフィーリング重視で磨き上げていって欲しいと思います。
続いてオトーサン達にとって気になるミニバンバトル。ミニバンをサーキットで走らせても・・・なんて声もあるかと思いますが、私は大賛成。売れ筋No.1のミニバン、当然購買者の趣向も様々。中には、熱い走りを求めながらも家庭の事情でミニバンを選ばざるをえない方々もいらっしゃるはず。何より、毎回最強軍団では面白くないですしね。
1位 オデッセイアブソルート
予想通り、オデッセイアブソルートが1位をGET。低重心でノーマルでも走りを売りにしたオデッセイの、しかもアブソルートですから、ここで1位を取れなければ立場がないですよね。アイポイントが低いということはミニバンにとってプラスとは限りませんが、そもそも初代オデッセイもセダンから乗り換えても違和感の少ない乗用車ライクなところがヒットの一因。今回の大胆なモデルチェンジも、そろそろミニバンに飽き飽きしてきたと思われる市場に対しては良いコンセプトだと思います。
2位 グランディス
今回、もっとも以外だったのがこのグランディス。強力なライバル達の中でいまひとつパッとしなかった同車ですが、以外にも冴えた走りを見せました。個人的にもデザインは好きなので、なかなか隠れた名車なのかもしれません。
3位 オデッセイL
基本の良さで、3位をGET。まあ、普段の街乗り重視の方であれば、こちらで充分ではないでしょうか。
4位 プレサージュハイウェイスター
さすが走りの日産、ハンドリングは高評価。しかし、今ひとつ個性に欠けます。
5位 エスティマT G
人気のエスティマも、走りはまあこんなものでしょう。先代はミドシップならではの素直なハンドリングが持ち味でしたが、現行は普通のFFですしね。
6位 MPV
Zoom-Zoomのマツダらしからぬ順位ですが、基本の古さを考えればいたしかたないところでしょう。
7位 エスティマハイブリッド
エスハイって遅いんですね。。。結構、ハイブリッドを活かした立ち上がり加速とかが見られるかと思ったのですが、期待はずれでした。
ベストモータリング2004年7月 世界スーパースポーツ頂上決戦!!
いよいよベスモも創刊200号ですね!そんな訳で、今回は200号の前哨戦ということで、世界のスーパースポーツ達のゼロヨン&最高速バトルです!名門フェラーリが成り上がりランボルギーニに負けるなんて、ここ何十年もなかったことですから、フェラーリファンにとって3月、4月号は心穏やかではなかったでしょう。しかし、ここにきてフェラーリの救世主登場!その名もモデナ チャレンジストラダーレ!ワンメイク用に大幅に軽量、強化されたその姿は迫力充分!ガヤルドとの一騎打ちが気になりますね!
と、ここまで盛り上げた割には、評価は星3つとやや低め。なぜなら。。。長いベスモファンの方なら分かると思いますが、今まではゼロヨン、最高速共に筑波バトルと同じ号でやってましたよね。200号の前哨戦とはいえ、わざわざ2号に分けるとは、、、。スポーツカー不在の昨今、スタープレイヤーが少ないのは重々承知ですが、いくらフェラーリ、ガヤルド登場の回が売れ行きが良い(推測)とはいえ、やや興ざめです。
気になる結果ですが、ゼロヨン、最高速ともにモデナが勝利!特にゼロヨンは新必殺技、ロンチコントロール(F1みたい!)で12秒1を叩き出す!とはいえ、ガヤルドもタイム的にはそれほど変わらないので、次号のバトルが楽しみです。
次の企画は、全国のオトーサン達にとって気になる、走りのMTセダンCheck!このMTってところがミソですね。AT比率が9割を超える昨今、MT派は今や世間的にはオタクか暴走族のような扱いを受ける悲しい状況ですが、やはり車を操る楽しさはMTでなくては!ミニバンなんて、車じゃねぇ!でもクーペを買うほど家庭は犠牲にできない、そんな30代家庭持ち(私もほぼ予備軍ですが)にピッタリの特集です。特に今回うれしいのは、内装や4名乗車の居住性も詳しくCheckしてくれている事。この年代は、コンマ何秒の絶対的速さよりも、走りのフィールや内装の雰囲気の方が気になるはず。特に座面の低さは重要ですよね。なかなか今回の企画は高評価です。しかし、マイナスポイントも少なくないのが残念!@掲示板でも物議をかもした、編集員の乱暴な料金所ダッシュ。意気込みは分かりますが、論外ですね。あと、最後の一般道コメントも、まぁ気概は理解できるのですが、ちょっとムカツクのは何故でしょう。。。A雨。これはしょうがないのですが、やはりバトルがいまひとつパッとしなくなりますね。レガシィの勝ちは100%決まりですし。B何故、アルファの内装Checkがないのか!!!アルファこそ内装が重要なのに。あとは、BMWの318iも登場して欲しかったですね。
最後のクラッシュテストも、まあたまには面白くて個人的には良かったと思います。
ベストモータリング2004年8月 世界スーパースポーツ頂上決戦!
さてお待たせしました、いよいよ今回は創刊200号!最速と言うには少し足りないメンバーですが、まあ市販量販車としては最上クラスの顔ぶれ。フェラーリのタイプRことチャレンジストラダーレは、前回の雪辱を晴らせるのか!?またドイツからは2台の刺客が参加。ATのポルシェターボに変わり、バリバリのサーキットマシン GT3クラブスポーツが参加。又、M3もインチアップの本国仕様で勝機を伺う。迎え撃つガヤルドも、最新のeギアで準備万端。気になるバトルの結果は!!
1位 NSX-R
な、何と!!!前回は土壇場でオーバーヒートに泣いたNSX-Rがギリギリで勝利を手中に!まぁ、最終周はガンさんの極悪ブロックがあったので(はっちゃんの”クソジジイ”発言がナイス(笑))、ポテンシャル的にはチャレンジストラダーレがNo1でしょう。しかし、基本設計が10年以上の前のNSX-Rが、筑波よりストレートの長い茂木で勝利できるところはスゴイ。これは拍手です。
2位 モデナ360チャレンジストラダーレ
跳ね馬ファンの皆様、お待たせしました!ついにイタリアの駿馬が猛牛にとどめを刺しましたよ!まあ、軽量化度合いといい、重心といい、ブレーキといい、ほとんどレーシングマシンですけどね。でも、やっぱフェラーリは速くなくちゃね!
3位 ポルシェGT3
おっと、ここで久しぶりにポルシェが3位に食い込んできました。ラップタイム的には2位のポテンシャル。やはり必殺のセラミックブレーキの威力でしょうか。ストレートも他社とそれほど遜色がなかったので、ポルシェファンには嬉しい結果ですね。
4位 ガヤルド
ランボルギーニファンの皆様、残念っ!!今回は足回りに異常があったとはいえ、仮にもスーパーカーがハコに追いまわされちゃマズイでしょ。。。
5位 BMW M3CSL
今回輝いていたもう1台がこのM3。19インチ化の効果が抜群で、ライバル達をPushしまくり!!今回の出走車は、どれも驚くほど差がなかったです。そう考えると、大人4人がちゃんと乗れるM3のポテンシャルの高さは驚異的です。
6位 360モデナ
・・・・仮にもフェラーリがビリケツとは。。。いや、ホントかなり速いですよモデナ。ライバルが速すぎでしょうか。
さて、もう一つの目玉がカレラGTのガンさん初試乗!!いやー、カレラGTの走る映像なんて初めて!貴重です。
今までのポルシェにはない、V10ならではの甲高いエクゾーストが魅力的。ただ、フェラーリのそれが管弦楽器風なのに比べ、カレラGTは精密機械のこすれ合うようなサウンドなところがいかにもポルシェ。気になるガンさんのコメントは。。。
”大人しいクルマ”。うーん。まぁ、もともとのコンセプトがアメリカの富裕層向けなので街乗り重視なのは仕方がないところですが、ちょっと残念。ガンさんもあからさまに残念そう。もっとも、タイム的には全開じゃないのにF40の2秒落ちとポテンシャルの高さは疑いなし。個人的にも、タイプRバージョンをぜひ見たいと思います。ガンさんが慣らしを終えたころが見ものですね!
最後は歴代ベスモの名シーン。ほぼ全巻揃えている私にとっても、流石に記憶から消えているモノもいくつかありました。NSXの1回転シーンby大井氏とか、GT-Rの危機一髪緊急回避by中谷氏等々、本当に名シーンが入ってました。ぜひ初心にかえって、これからも面白いDVDを作って欲しいですね!!