こちらのページでは、クルマのビデオマガジンとしては日本一有名な
ベストモータリングについて紹介します。購入時の参考になれば幸いです。
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タイトル |
内容 |
出走車 |
個人的 |
概要説明 |
詳細(ネタバレ有) |
1月号 |
・4ドアスポーティ 予選アタック ・ドリフトチェック ・中谷&黒沢 全知全能テスト ・アンダー300万円の ツクババトル ・パルサーセリエN1vs シビックR |
アルテッツァRS200MT アルテッツァRS200AT アルテッツァAS200AT R34スカイライン25GTT BMW323 アコードSiRT インテR アルファ156 2.5V6 プレリュードSiRSスペ シビックR ロードスターRS |
期待のFRスポーツセダン、アルテッツァ登場!その実力を、2LクラスセダンやNAスポーティカーとチェック! ●オススメ |
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2月号 |
・ワインディングインプレ ・新旧RX-7サーキットタイマン勝負 ・1分5秒台連発の超接近BATTLE ・脅威の1分4秒台をマーク! |
新旧RX-7 インプレッサSTiX ランエボXRS トムススープラRZ NSXSzero |
遂に、遂にRX-7が念願の280馬力を手に入れた!長い熟成の据え、遂に史上最強のロータリースポーツが国産頂点の座に!! ●オススメ |
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3月号 |
R34スカイラインGT-R Vspec R33スカイラインGT-R NSX TYPE S NSX TYPE ZERO RX-7 TypeRS ランサーGSR エボリューション ランサーRSエボリューション |
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4月号 |
ランサーGRSエボリューション RSエボリューション インプレッサWRX STi Ver R34スカイラインGT-R Vスペック R34スカイラインGT-R RX-7 S15シルビアspec-R S15シルビアspec-R(足回りニスモ仕様) S14シルビアK’s(ライトチューン) インテグラTYPE R TRDアルテッツア |
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5月号 |
スカイラインGT-R スカイラインGT-R V・spec NSX TYPE S Zero NSX TYPE S RX-7 Type RS RX-7 Type R ランサーRSエボリューション ランサーGSRエボリューション インプレッサWRXtype RA STi Version インプレッサWRX STi Version |
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6月号 |
S2000 R34スカイラインGT-R Vスペック NSX TypeS-ZERO ランサーRSエボリューション RX-7 RS インプレッサ WRXSti フェラーリF355 BMW Mクーペ |
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7月号 |
・S2000ハードチェック ・ジムカーナ&ワインディングチェック ・ツクババトル ・エビスタイマンバトル |
S2000 RX-7typeR BMW Mロードスター NSX シルビアSpecR インテR ボクスター SLK ロードスター1800RS スーパー7 |
★★★★ | ついにホンダのFRスポーツ、S2000がデビュー!その実力をフルチェック!同価格帯のRX-7や中古NSX、同スペックのシルビア、オープンスポーツのMロードスター、弟分のインテR等、気になるライバル対決も必見! ●オススメ |
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8月号 |
・バトル1:VTEC5兄弟 ・スポーツAT ・メーカー系チューンドカー「峠」戦闘力 ・バトル2:2L〜2.5LGTvsスポーツFun to Driveバトル |
シビックtypeR インテR S2000 プレリュードtypeS トルネオSiRT アルファロメオ156セレスピード アルファロメオ156MT アルテッツァRS2006MT アルテッツァRS2005AT アルテッツァRS280T RX-7RS RX-7AspecGTConcept シルビアspecR シルビアNISMO インプレッサWRXSTi インプレッサWRXSTituned ランエボY ランエボゼロファイター メルセデスベンツS320 セルシオ シルビアSpecS スカイライン250GT ロードスター1800RS MR2G |
★★★★ | 今回は、走りの楽しさを重視して22台をチェック!ホンダVTEC軍団の性格判断バトルから、メーカーチューンドカーチェックまで、ドライビングプレジャーを重視したインプレが充実、自分のクルマ選びの参考になりそうです。 ●オススメ |
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9月号 |
・ツクバ連続20LAP 耐久生き残り決定戦!! ・トップガン養成特訓塾 |
●激速クラス GTRVspec ランエボYRS NSXtypeSZERO RX-7typeR インプレッサWRXSTiX ●アンダー2Lクラス S2000 シルビアspecR インテR アルテッツァRS200 ロードスター1800RS |
★★★ | 超過酷なツクバ連続20周バトル!一発の速さだけではごまかせない、各車の真の実力がチェック!注目のアンダー2Lクラスも加わり、無差別級バトルがスタート! ●オススメ |
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10月号 |
・鈴鹿フルコース3LAPギリギリBATTLE! ・フェラーリ360モデナ緊急試乗 |
フェラーリ550マラネロ フェラーリF355 NSXTypeS-ZERO GT-RVspec RX-7typeRS ランエボYRS インプレッサWRXtypeRverV |
★★★★ | 世界に誇る日本のサーキット、”スズカ”をフェラーリ550マラネロが疾走!迎え撃つ国産軍団に勝機はあるのか!?マラネロとF355は、どっちが速いのか? ●オススメ |
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11月号 |
・スーパースポーツVS国産激速ガチンコバトル! | フェラーリ360モデナ フェラーリF355 フェラーリF355チャレンジ ポルシェ911GT3Cup ポルシェ911カレラパワーアップエディション RX-7TypeRS NSXtypeS GTR V-spec |
★★★★★ | 宿命の対決、再び!!フェラーリが誇るピュアスポーツ、360モデナvsレーシングポルシェのGT3が全面衝突!国産最速軍団も加わって、超みどころ満載の最強決定バトルだ!F355vs360モデナの勝負も見逃せない。 ●オススメ |
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12月号 |
・NEWインプレッサVerY&NSX ・セリカ&MR-Sはホントに買いか?アンダー2Lクラス10台を検証 |
NSXtypeSzero インプレッサWRXSTiVerY GTRVspec RX-7typeRS ランエボYRS セリカSSU アルテッツァRS200 シビックtypeR インテR S2000 S2000(5AT) ファミリアスポルト20 ロードスター1800RS |
★★★★ | 久々のマイナーチェンジ、NSX(LEV)とインプレッサVerYの実力は? 斬新なスタイルでデビュー、NEWセリカの実力は?MR-Sの試乗レポートも有り。 ●オススメ |
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ネタバレ有り!詳細レビュー
7月号 S2000に太鼓判!!
全世界のホンダファンが待ち望んでいた、あのオープンFRスポーツ、S2000がついにデビュー!今月号では、そのS2000の徹底チェックです。
まずはハードの紹介から。エンジンは2Lで250馬力を発生!9000回転という脅威の高回転型エンジン、これぞホンダの真骨頂といったかんじです。コンパクトな直4エンジンはフロントミッドにレイアウトされ、運動性能も良さそう。初の0-400mは14秒0をマーク!まだ500kmしか走っていない卸したての新車でこのタイムは立派。性能的には、当時の2.5LボクスターやベンツSLKを寄せ付けません。ジムカーナテストでも、良く曲がる上にエンジンレスポンスが絶妙!と好評価。フィーリングもタイムもトップでした。続いてワインディングチェックでは、ドリキンがS2000とライバル車を全開アタック。7000回転からの吹けあがりは圧巻!インテRのデビュー当時を思い出させます。逆にパワーバンドをはずすとちょっと厳しいかも。ドリキンの評価も好評で、”めちゃくちゃ楽しい”とのコメント。比較すると、シルビアはハンドリングがダルイとの事。トータル的なクルマの完成度が価格差に現れてるようです。インテRは好評価。ギヤ比が絶妙で、むしろS2000より楽しめるかも。NSXは多少古さを隠せないものの、H3年ものとは思えない完成度の高さだそうです。RX-7はタイム的にはぶっちぎり。新型になって、適度なダルさがいいかんじだそうです。総合的には、S2000はオープンボディでありながら、ピュアスポーツのRX-7に匹敵するドライバビリティを確保したスポーツカーと言えそうです。
いよいよ注目のツクババトル!個人的には中古NSXが気になります。なにせ、S2000は新車で諸費用込みだと400万円を超えるので、中古NSXが買えそう。悩ましいところです。さて気になる結果は・・・・なんと!衝撃のS2000、ビリッケツ!!そんな、インテRにも負けるなんて。さっそくバトル後にキャスター全員でチェック。プロトタイプからS2000に乗ってきたガンさん曰く、今回のS2000は慣らしが終わってないため、本来のパワーを発揮していないとのこと。確かに、以降のビデオを見る限りは、S2000、もっと速いです。キャスター全員の意見としては、とにかく楽しくて面白い!とコメント。シャシー剛性もかなり高いとの事です。ちなみに今回のバトルのトップはMロードスター。オープンなのに、NSXにも勝ってしまうなんて、スゴイ!もう一台、今回実力を見せつけてくれたのが、スーパー7!150馬力に満たない非力なエンジンながら、コーナーが速い速い!!物理の法則を味方につけ、とにかく1台だけ異次元の走りをみせます。インテRも、1.8Lと最小排気量ながら検討。元祖峠のレーシングマシンの実力は健在のようです。RX-7はツクバチャンプの余裕を見せ、レポートに徹してました。
さて、ツクババトルでは納得がいかないので、エビスに別のS2000を持ちこんで、インテRとタイマンバトル!結果は、S2000がインテRを1秒以上突き放して勝利!続くシルビアspecRとのタイマンバトルにも快勝。どうやらS2000は、頭を押さえられてパワーバンドをハズすと、結構つらいようです。ただ、一旦前がクリアになると、本領を発揮できるみたいですね。ちなみに最後は一般道チェック。風の巻きこみも少なめで、高速道路もオープンでOK!ちなみに一般道では9000回転まで回すのは難しそう。でも、ワインディングの走りは非常に気持ちいいとの事。いずれにしても、これだけ速ければ充分。ぜひ欲しい1台ですね。個人的には、2.2Lくらいに排気量アップしたタイプR仕様が欲しいところです・・・
8月号 GT&スポーツカー全22台「走りの番長」決定戦!!
さて今回は、走りの楽しさ!という視点からスポーツカー&GTカーをチェックです。なにしろ22台も登場する訳ですから、走りの中古車(新車も)をチェックされている方には、かなり参考になると思います。
まずは、VTEC軍団の性格チェックから。今回はウェットバトルなんで、ケツがズルズル滑ったり、コースアウトしたりと大変でした。トップは予想通りS2000(NSXはエントリーせず)。団子状態に巻き込まれると実力を発揮できないものの、一旦前がクリアになれば、水を得た魚のようにグングン引き離していきます。さすが最新VTECだけはありますね。2位はインテR。シビックRと熱いバトルを繰り広げるも、パワーで差をつけ、シビックを振り切りました。しかし、ウェットではオーバーステア出してました・・・ホントにFF??エンジンの吹けも一番スポーティで、キャスターからの人気も上々でした。3位のシビックは、ちょっとパワー不足だったようです。4位のアコードSiRTも、結構セダンとしては悪くないかんじでしたが、他のtypeR軍団に較べると物足りなそう。でも、今なら中古価格も下がってるので意外に狙い目かも?プレリュードもなかなか検討してましたが、大人のクーペといった感じで、サーキットは似合わないかも。総じてVTEC軍団はエキサイティングなエンジンサウンドが印象的でした。欲しい・・・
次は、最近増えてきたクラッチレスMTのチェック。アルファ156セレスピードを中谷選手がチェック。レッドゾーンで勝手にシフトアップしてしまう難点はあるものの、通常のATよりMTとのタイム差が小さく、中谷さんも納得のようでした。個人的には、ぜひS2000にも搭載して欲しいものです。私はMT派なのですが、渋滞が苦手なもんで・・・
続いて、メーカー系チューニングカーを、感覚派の土屋さんと黒沢琢ちゃんの2人がチェック。まずはTom'sアルテッツァ280T。ノーマルではややパワー不足のアルテッツァをターボで武装して280馬力!結構面白そうですが、ちょっとケツが出すぎるみたいですね。NISMO S15シルビアは、パワーは充分だけど、ちょっとアシがイマイチで不評でした。インプレッサWRXtuned by STiは、舗装路では終始アンダー傾向で、ハンドルの中立付近のレスポンスもダル。ダートコースを想定しているのかも?ラリーアートランエボYゼロファイターは、かなり高評価。4WDらしからぬコーナリング性能で、もちろん加速もピカイチでした。RX-7A-specGT-Coceptは、今回で最も評価の高かった1台。非常にコントローラブルかつエキサイティングなハンドリングで、ドリキンも琢ちゃんもベタボメ。二人とも◎の評価でした。ちなみに全車ノーマル車とタイムを比較すると、意外にほとんど差はなし。メーカー系チューンドは、絶対的な速さよりも、ドライビングプレジャーに主眼を置いているようでした。
さて、うってかわってベンツS320に装着されたDTRの実験に。この装置は、レーダーで前を走る車を感知し、自動的に車速をコントロールするものです。性能はなかなかのもので、いきなり車が割り込んできても、自動で強力にブレ-キングします。高速道路は快適ですね。でも、表題のように、前を走るレーシングドライバーの動きをトレースして走るようなマネは、当然できませんのであしからず。
お待たせしました、今回のメインイベント、サーキットバトル!いつもの国産最速軍団ではなく、S2000やスカイライン250T、MR2G等々、結構注目の走りクルマが登場。このクラスは比較的手が届きやすく、維持費も安めなので結構注目です。それでは、バトルの順位通りにコメントを。トップはS2000。やはり、この中ではピカイチの走りで、キャスター陣も超オススメ。これは文句のないところでしょう。2位はシルビアspecR。ストレートはS2000とあまり変わらないけど、コーナーで差がでます。しかも、段々熱ダレでパワーがダウン。さて、この順位をどう評価すべきか?NAながらターボ勢をぶっちぎったS2000がスゴイのか、100万円近く安い値段でここまで検討したシルビアが偉いのか??ちなみにシルビアの走りの評価も結構好評でした。3位はスカイライン250T。280馬力カーとしては、さびしい順位です。インプレッションでは、結構ガッチリしたボディが好評価だったものの、やはり車重がネックなのか?スカイラインファンにはさびしいところです。私もR32は結構好きだったのですが、R34はちょっと・・・さて、非力ながらロードスター1800が4位と検討。パワーはないものの、軽さとハンドリングの良さを活かして、アルテッツァを押さえました。5位のアルテッツァは、やはり重過ぎ。でも、この2車は両方ともハンドリングの良さ等でキャスターには好評でした。6位は序盤でコースアウトさせられたMR2G。中谷さんオススメで、結構今乗っても楽しいクルマのようです。最後のシルビアspecSは・・・スタイル重視で乗るクルマのようで、コメントは控えときます(苦笑)。
9月号 ツクバ連続20LAP耐久生き残り決定戦!!
毎年恒例の耐久王決定戦。ステージはいつものツクバですが、なんと今回は連続20LAP!すごいですね〜。そんな訳で、今回のビデオは、自分の車でサーキットを走ることを前提に車選びをしたい走り屋さんにピッタリです。いつもの限界バトルを自分の車でやった日には、すぐにガタガタ、消耗品も減りまくりです。それよりも、本当にコンスタントに高いレベルで周回できる車の方が、楽しいですからね。ちなみに第1回はインテRが、第2回はランエボXがチャンプの名をGETしました。
まずは国産激速クラス。NSXが序盤からトップを快走、RX-7、ランエボY、GTR、インプレッサの順です。ラップも6週目に突入すると、さすがに各車とも油温や水温が上がり、安全走行に切り替え。いつもならバトル終了するころですが、今回はここからが勝負。ラップ10週を超え、除々にリアが滑り出すNSXを虎視眈々と狙うRX-7!ランエボは油温が上がってペースをあげられません。GT-Rは7秒台から脱落!パワーも落ち込み、ブレーキもきつそう。そしてついに15週目にはトップ三台がテールトゥーノーズのバトルに!オーバーでまくりのNSXに対し、土屋RX-7が猛プッシュ!ヘアピンでRX-7がNSXのインを刺すも、ストレートで抜き返す!しかし最終コーナーはRX-7。17週目にはランエボもNSXをパス。ウォータースプレーが効果を発揮しているようです。ブレーキが終わったNSXを置いて、RX-7が逃げる、逃げる。ついに最終ラップ、そのままRX-7がゴール!総合ポイント合計でもトップに立ち、みごと第3回耐久王の王座につきました。思えばデビュー当時のRX-7はよくリタイヤしてたっけ・・・立派になったもんです。個人的にはうれしいですね。
アンダー2Lクラスは注目のS2000が終始トップで周回、そのままぶっちぎりでゴール。タイヤもブレーキもほとんど問題なしで、格の違いを見せつけました。2位を走る走るシルビアはアンダーが強めでS2000に離される一方。タイヤもショルダーがズルズルでした。インテRは油温に問題を抱えるものの、タイヤ、ブレーキともに問題なし。終始安定してました。ロードスターはほぼ問題なし、常に全開でいけそう。アルテッツァはリアブレーキが終わってました。
最後はトップガン養成特訓塾。鈴鹿サーキット南コースでステアリングワークを練習でした。
10月号 鈴鹿サーキット ギリギリBATTLE!!
今回のステージは鈴鹿サーキット。世界屈指のテクニカルコースで、F1も開催されるため、知らない人は少ないでしょう。いつものツクバに比べ高速コーナーが多くストレートも長い為、パワーのある車が有利になりそうです。
まずは、ドリキン土屋選手がマラネロでアタック!さすがに485馬力だけあって、かなりパワフルな様子。12気筒のフェラーリサウンドを響かせ、ひたすら楽しそうにドライブしてました。フェラーリのフラッグシップカーは、GTっぽい様相を持ちながらも、しっかりスポーツできる車のようです。でも、ちょっと細めのスープラにしか見えないのは私だけでしょうか・・・個人的にはテスタロッサ系の方が好きです。
続いて黒沢親子が鈴鹿サーキットの攻略法を説明。趣味で鈴鹿サーキットを走る機会のある人は参考になりそうですね。
鈴鹿フルコースでの決戦前に、まずは鈴鹿西コースで予選開始。さすがに国産最速軍団、どの車も速いのですが、中でもNSXはピカイチ。さすがNSX、NAは夏に強い!というか、ターボが夏に弱いだけですが。RX-7は足回りが柔らかすぎのようで、イマイチ。どの車もツクバに合わせすぎているようです。
そして、ついにベスモ初の鈴鹿フルコースバトルがスタート!今回はNSXに乗る土屋選手の走りが熱い!鬼のようなコーナーへの突っ込みといい、ストレート加速といい、前半からピュアスポーツの意地を見せ、トップに踊り出ます。セダンボディながら、ランエボも必死でNSXに食らいつきます。しかし、除々に忍び寄る、ひときわ甲高いエキゾーストの一台・・・ガンさんのF355が2週目のストレートでランエボをパス!逃げるNSX!追うF355!最終ラップ、シケインを立ちあがってきた車は・・・・NSX!!国産車の意地を見せ、ホームグラウンドの鈴鹿でNSXがスズカ初勝利を飾りました。RX-7は4位と振るわず。ちなみにマラネロは、パワーを活かしストレートでは圧倒的加速を見せますが、インフィールドではGT-Rにくらいつかれ、僅差で5位。やはり、ピュアスポーツのF355の方がGTのマラネロより速いみたいでした。
最後は、気になるフェラーリ360モデナの試乗、ガンさんのレポートです。今回は僅か数周のレポートですが、ハンドリングと低速トルク、普段乗りの利便性は確実にアップしているとのこと。本格チェックが楽しみです。
11月号 スーパースポーツvs国産激速 ガチンコバトル!
今回の注目は、なんといってもフェラーリ360モデナvsポルシェ911GT3の因縁の対決でしょう!!このクラスの両者のバトルでは、最近は常にフェラーリが一歩リードしていましたが、はたして今回はどうでしょう?また、360モデナとF355のバトルも目が話せません。
まずは新型のV8フェラーリ、モデナ360を中谷さんがCheck。ディメンションはややF355に比べ大型になりましたが、なんと今回はフレームからボディまで、オールアルミ!重量はむしろ軽くなっているそうです。ボディはさらに空力を考慮したようで、見るからにcd値が低そう。しかも、アンダーパネルは全面シーリングされ、フルフラット!ディフューザーもバリバリに装着されていて、まさにクルマ全体でダウンフォースを発生させるかんじです。日本車のなんちゃってリアウィングとはえらい違いですね。エンジンは基本的にF355からのキャリーオーバーですが、3.6LにスープアップされたV8ユニットは、吸排気ともに可変バルタイが装着され、400ps/38kgのパワーを発生。エンジン、ミッションともに縦置きされたエンジンルームは非常にすっきりとしていて、美しいですね。まさにレーシングマシンのようなスペックです。インテリアも結構ブラッシュアップされた印象で、使いやすそう。シートバックにゴルフバックも入るそうで、かなり日常的な実用性がアップしているようです。(←おじさん注目)。さて、注目の実力チェック!まずはF355と0-400m勝負!結果は・・・なんとモデナ圧勝!F355に1秒近い差をつけました。ワインディングチェックは、ガンさんがインプレ。まずはF355を走らせます。相変わらず快音を轟かせますが、ガンさんいわく、ちょっと車重が重いとのこと。変わって360モデナをドライブ。エンジン音は、ちょっと軽く、低い音のような気がします。ボディ、足回りの剛性感が大幅にアップしているとのこと。エンジンは低速からのトルクが向上しており、レスポンスも絶妙!かなりドライバビリティが向上している様子。また、全体的に静粛性も良くなっており、ハードウェアとしてのポテンシャルは大幅にアップしているそうです。
迎え撃つライバルは、ポルシェ911GT3Cupカー!現代のRSとも言える、911の軽量バージョンGT3をさらに軽量化!車内は内張りが剥がされた上にロールゲージが張り巡らされ、かなりスパルタン。パワーもモデナに負けない370ps/37.7kgを発生させます。ゼロヨン対決は、911カレラのチューンド!でも、GT3、はや〜い!12秒台前半に突入で、911カレラを寄せ付けません。さすがはレーシングポルシェ。続くツクバインプレッションでもキャスターには大好評。乗りやすい上、かなり速いとの事。中谷さんが、しきりに欲しい、欲しいと言ってました。それにしても、レカロシートのヘッドサイド部分の張り出しが尋常じゃありません。車載カメラに顔が映らないんですけど(笑)。
いよいよ決戦の場、ツクバへ!!当然、迎え撃つ国産車は、NSX、GTR等の最強軍団。F355もチャレンジカップ用が出場、ますます勝敗が分からなくなりました。さて、バトルスタート!GT-Rがポールからどんどん逃げ、何とか1周目までトップをキープ。それを追うのは360モデナ。最後尾スタートのGT3、F355チャレンジの2台はバックストレートで格の違いを見せ付け、確実にポジションアップ。2週目では速くもGT3がトップ独走状態に。F355チャレンジは、他車にひっかかって、なかなかポジションアップできません。ちなみにストレートはモデナと互角でした。
結果は、GT3がぶっちぎりで優勝、なんと1分フラットで周回してます!市販車トップは360モデナ。でも、2位以下の国産軍団とは、それほど大差はなく、ほぼ全車1分7秒台のベストラップでした。まあ、宿命の対決は、ノーマルカーバトルを制したフェラーリの勝ちといったところでしょうか。しかし、GT3に7秒も差をつけられてますので、素直には喜べません。対するポルシェも、ノーマル911はビリッケツなんで、複雑な気持ちでしょう。ちなみに新旧フェラーリ対決では、バトルこそ360モデナが制したものの、タイムアタックではF355が上で、性能的にはまだまだ互角に近い、と言えそうです。国産トップは久しぶりのGT-R。総じて言えるのは、ノーマルカーバトルでは、今回出走したクルマ達は、ほぼ互角のレベルにあると言えそうですね。日本車も捨てたもんじゃありません。
最後は”勇気を出してサーキットへ行こう”シリーズ第4段。琢ちゃん&コボちゃんコンビを講師に迎え、フルブレーキとライン取りの練習でした。
12月号 気になるNEWカー4連発 速攻試乗&TEST!!
さて、リベンジバトルと銘打った今回の主役は、外観がより派手になったインプレッサverYと、LEV対応になったNSX。特にNSXの方は、LEV対応によるパワーダウンが心配されたけど、結果的には全然問題なしの1等賞!さすがSzero、国産最強クラスの速さは健在です。ブレーキも良くなったとのこと。インプレッサもランエボより先にゴールし、面目を躍如。残念ながらGTRはエンジントラブルでリタイア・・・
今回のもう一つの目玉が、NEWセリカ。NAながらリッター100馬力を達成するトヨタ初のVVTL-iが興味深いところ。インテRの好敵手になれるか?結論から言うと、なかなかスポーティではあるけれど、残念ながらインテRには及ばないようです(ゼロヨンはシビックtypeRに負けた・・・)。やはり、NAスポーツクラスは、性能、フィーリング共にホンダの独壇場。他のメーカーも、もっとがんばって欲しい!でも、別にサーキットやワインディングの勝ち負けを気にしない人で、セリカのスタイリングが気に入った人には充分お買い得。
もう一つおもしろいのが、S2000に搭載された、SPOONのクラッチレスシステム。後付けで約20万円。スポーツ走行にはイマイチ向かないみたいだけど、渋滞嫌いにはピッタシ。ちょっと欲しい。
さて、エビス東のバトルに突入。セリカ、コーナリングは悪くないみたいだけど、エンジンの絶対的パワーとギア比が合わず、インテRどころか、シビックRの後塵を拝することに・・・でもアルテッツァよりは速いみたい。ちなみにS2000は遊んでました。
ちなみに、残念ながら今回のバトルにMR-Sは間に合わず、試乗レポートのみ。ワインディングインプレッションは、軽快で雰囲気重視派にはよさそう、とのコメント。ロードスターとのバトルが楽しみですね。